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Spansion、インターネット・データセンター向けサーバの消費電力を最大75%削減し、メモリ容量を拡大する新メモリ・ソリューションを発表

-- (米国発表日)
-- 2008年06月25日 -- (日本発表日)
2008年6月24日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。

データセンターの急増するエネルギー危機の解決に貢献する新Spansion® EcoRAM™ メモリ

Spansion Inc.(NASDAQ:SPSN)は本日、新しいタイプのメモリSpansion® EcoRAM™に関する計画を明らかにしました。インターネット・データセンターでの拡大する電力消費の危機に対応するため、新メモリは、データセンター・サーバで大量の電力を消費するDRAMを置き換えるよう設計されています。Spansion EcoRAMは本日発表されたVirident Inc.(以下、Virident社)の新テクノロジGreenGatewayと統合して、インターネット・データセンター向けサーバの電力消費を最大75%削減します。あるいは、従来と変わらない電力消費量で、DRAMのみ搭載しているサーバの4倍のメモリ容量を提供します。

データセンターの電力危機

エネルギー効率の専門家でスタンフォード大学の顧問教授であるジョナサン・クーメイ博士(Dr. Jonathan Koomey)によると、データセンターでの電力消費は甚大でかつ急速に増加しています。2000年から2005年の間に、データセンターの電力消費は倍増し、総消費電力は年間710億キロワット時間(kWh)から年間1500億キロワット時間を超えています。そのうちアメリカ合衆国とヨーロッパで総量のおよそ2/3を消費しています。現在の状況が続くと、アジア地域での電力消費の伸びは世界の他の地域を上回り、データセンターでの電力使用は急速に増加し続けます。

Spansion Inc.の社長兼CEO、バートランド・カンブー(Bertrand Cambou)は、次のように述べています。「Spansion EcoRAMとVirident社のGreenGatewayにより、世界中のインターネット・データセンター向けサーバの電力消費を最大75%削減し、インターネット企業のTCO削減に貢献します。MirrorBitテクノロジを活用したインターネットサーバ市場向けのこのアプリケーションは、従来のNORフラッシュメモリの枠を超えてMirrorBitテクノロジの適用を拡大していくという当社の取り組みにおいて、重要なマイルストーンとなります」

他のメモリと比較したSpansion EcoRAMの優位性

インターネット・データセンターのサーバは、DIMM(Dual-in-line Memory Modules)タイプのDRAMを使用してデータへのほぼ瞬時のアクセスを提供しています。さらにこれらのシステムでは、下位レベルの検索情報など、より深いコンテンツストレージ向けに従来のハードディスク・ドライブを使用しています。DRAMはデータへの迅速なアクセスを提供しますが、膨大な電力を消費します。さらに一台のサーバに搭載できるDRAM容量は、DIMMレベルでの電力制限ならびにDIMMソケット数が限られているため制約されています。そのため、ITマネージャは、増加するデータに迅速にアクセスする爆発的なニーズに応えるためには、データセンターのサーバ総数を増やす必要があります。

ほぼ瞬時のデータアクセスを提供する高速ランダムアクセスに対する要件のため、インターネット・データセンター向けサーバではDRAMのランダム読み出し速度の1/800であるNANDフラッシュメモリは利用できません。ハードディスク・ドライブ、SSDでさえも、要求されているランダム読み出し速度をサポートしていません。

また、一般的に従来のNORフラッシュメモリはDRAMより微細なプロセスノードや低電力消費で先行している半面、書き込み速度が遅く、メモリ容量が小さいという特徴があります。

Spansion EcoRAMは現在可能なメモリ代替というだけでなく、データセンターソリューションに重大なメリットを提供します。

  --高速ランダムアクセスの要求を満たす読み出し速度

  --DRAMの電力消費量の1/8

  --DRAMと比較して10倍の信頼性

  --従来のフローティングゲートNORよりメモリ容量が2~4倍に拡大

  --従来のNORフラッシュメモリより書き込み速度が2~10倍に向上


Spansion EcoRAMは、電力消費がDRAMに比べて極めて少なく、MirrorBit Eclipseアーキテクチャの高速読み出し・書き込み速度の優位性を備え、DIMMあたり8倍のメモリ容量拡大を実現します。これによりITマネージャは従来のDRAM搭載サーバ4台をたった1台のSpansion EcoRAM搭載サーバで置き換えられる可能性があります。2007年4月にSpansionが発表したMirrorBit Eclispeアーキテクチャは、MirroBit NORとORNANDを単一のダイに統合し、特定アプリケーション向けに大容量で高速読み出しと書き込み速度を実現するように設計されています。

企業成長に関する市場調査と分析を専門に行う業界コンサルティング企業のFrost & Sullivan社のノースアメリカICT(情報通信技術)リサーチプラクティス担当バイスプレジデント、ルーファス・コネル(Rufus Connell)氏は次のように述べています。「データセンターにはサーバが対処できるアクセス可能なメインメモリにより制約される類のアプリケーションがあります。テクノロジを創造的に活用するSpansionなどのソリューションは、データセンターでの急増する電力危機を解決するために重要です。検索利用などメモリに縛られたアプリケーションの拡大に伴い、従来のサーバアーキテクチャは消費者からの秒ごとのクエリ数の増加に追いついていません。つまりより多くのサーバが必要であり、そのサーバを動かし、冷却するためにさらに多くの電力が必要となるということです。これは、世界規模でデータセンターのオペレータにとって問題となっており、電力削減に貢献し、TCOを削減するソリューションが早急に求められています」

Spansion EcoRAMとVirident社のGreenGatewayによって、SpansionとVirident社は既存のサーバ設計と互換性を確保したまま、メモリ・サブシステムを再構築する道を開きました。標準メモリDIMMフォームファクタを活用しているため、プラットフォームの変更はほとんど必要ありません。この一式のソリューションにより、ITインターネット・データセンターのマネージャはDRAM搭載サーバの制約から決別できます。あるいは、電力消費を増加させることなくデータセンターのメモリ容量を最大4倍まで拡大することで、インターネットユーザにより高速で豊かな経験を提供します。

Virident社の社長兼CEO、ラジ・パレック(Raj Parekh)氏は、次のように述べています。「当社のビジョンは、インターネット・データセンターのコンピュータ中心のプラットフォームが強要する制約を打破することを目指しています。Virident社が着想し設計したGreenGatewayと半導体、ソフトウェア、ハードウェアを取り囲む革命は、データ中心のソリューションを独自に作り、既存のサーバアーキテクチャで高い性能と低い電力消費を実現します。Virident社の革新はSpansion EcoRAMと一緒になって、データセンターでのグリーン化と成長を可能にします」

Spansionの新ソリューションについての追加情報は、www.spansion.com/jp のData Center Solution Executive SummaryまたはWhite Paperをご参照ください。 Virident社については、www.virident.comをご参照ください。

MirrorBit(R) テクノロジ

MirrorBitテクノロジは従来のフローティングゲートNOR型フラッシュメモリに比べて歩留まりが高く、大容量化にも容易に対応できます。また、競合するフローティングゲートNOR技術と比べ、MirrorBitテクノロジはメモリセルを簡素化することができ、製造に必要なクリティカルなステップ数を削減できます。このため、MirrorBitテクノロジは全体的なウェーハ・コストを抑えた生産が可能です。

Spansionについて

Spansion(NASDAQ: SPSN)は携帯電話、車載、通信および民生機器市場におけるデジタル・コンテンツの利用拡大、記録およびセキュリティに特化し、独自の付加価値を提供するフラッシュメモリ・ソリューション・プロバイダです。以前、AMDと富士通株式会社のフラッシュメモリ・ベンチャー企業であったSpansionは、フラッシュメモリ製品の開発、設計、製造、マーケティング、販売に特化した世界最大の専業企業です。 Spansion フラッシュメモリ・ソリューションに関する情報は、SpansionのWebサイト http://www.spansion.com/jpでご覧いただけます。

Virident社について

最初の環境に優しいデータ中心のテクノロジ・プラットフォームのクリエイタであるVirident社は、データセンター向けに新しい種類の環境に優しいメモリ、サーバおよびアプリケーションを提供します。Virident社のコアテクノロジ・プラットフォームは、各企業のインターネットスケールの需要にあった、エネルギー効率、サーバ利用の向上、TCOおよびサービスの継続を実現します。Virident社のGreenGatewayテクノロジは、最新のコンピュータ中心のサーバを業界標準の大容量メモリデータ処理を中心とするサーバへ転換します。Virident社は、インターネット・データセンターでのグリーン化と成長を可能にします。Sun、SGI、Google、そしてIntel出身者によってSilicon Valleyに2006年に創業したVirident社は、米国カリフォルニア州ミルピタスに本社があります。Virident社に関する情報は、同社のWebサイトwww.virident.comでご覧いただけます。

注意事項:

今後の見通しを述べた本リリース中の記載事項は、エネルギー消費を削減し、より良い性能及びTCOをもたらすよう設計されたサーバ用新メモリ・ソリューションの発表、新しいテクノロジの導入による、技術的および市場の受け入れリスクに関する予測を含み、1995年私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)の中のセーフ・ハーバー条項に準拠するものです。今後の見通しを述べた記述には数々のリスクおよび不確実性を伴っており、実際の結果は現時点での見通しとは大幅に異なったものになる可能性があることを、投資家の皆様にご注意申し上げます。これらのリスクおよび不確実性には、正確には予測不可能で、予測もされていない可能性があります。投資家の皆様方には、こうしたリスクと不確実性について詳細に検討いただくことを強くお勧めします。リスクと不確実性は、SpansionがSEC(米国証券取引委員会)に登録している報告書に記載されています。なお、ここでいう報告書には2007年12月30日付けの年間報告書(フォーム10-K)を含みますが、それに限定されません。当社は本プレスリリースに記載された今後の見通しまたは情報を更新するといういかなる義務も負いません。

商標:

Spansion(R)、Spansionロゴ(R)、MirrorBit(R)、MirrorBit(R) Eclipse(TM)、ORNAND(TM)、ORNAND2(TM)、HD-SIM(TM)、Spansion(R) EcoRAM(TM)及びそれら全ての組み合わせは、Spansion LLCの商標であり、Spansionロゴ及びMirrorBitは、アメリカ合衆国およびその他の国で登録されている商標です。その他名称は、情報提供のみを目的とするものですが、各所有者の商標または登録商標に該当する可能性があります。


【報道関係お問い合わせ先】
Spansion Japan 株式会社
コーポレート・コミュニケーション部
担当 :若松 浩一
電話 :044-223-1796
e-mail:info.japan@spansion.com

フォーカスト・コミュニケーションズ株式会社
担当 :水本/金成
電話 :03-5157-0033